Supratarka Activities

スプラタルカの活動

「2019年 中学生 国際こども会議」事前研修を開催 Preparation meeting of "International Conference for Junior High School Students 2019" was held.

7月6日(土)に「2019年 中学生 国際こども会議」の第1回事前研修を開催しました。

We held the first preparation meeting for "International Conference for Junior High School Students 2019" on July 6.

まずは、いつものごとくゲームで仲良くなりましょう。

今回は、悲しいことに3名の中学生のみの参加となりました。
(熱が出て来られなかった生徒もいました。)

せっかく新聞2紙に参加者募集の記事を掲載してもらい、県教育庁からも各中学校へ通知をしてもらったのですが、なかなか結果に表れません。やはり、まだ一般に認知されていないからなのでしょうか?

参加した3名は、積極的に研修に参加してくれました。

また、今回初めて大学生のボランティアスタッフも参加してくれました。

地図や写真を使って、参加校(台湾、マレーシア、タイ)の紹介をしました。

参加者全員に、今「気になっていること」を発表してもらいました。

スタッフがホワイトボードに記録していきます。

日本側として「気になること」が決まったところで、発表の準備に入ります。

これは、沖縄や学校を紹介するための資料作りの様子です。

「気になること」を分かりやすく説明するため、絵を使って表現しています。

参加者が少なくても、面白いものは面白い!

本番が楽しみです。

「9th Social Business Day」に参加 We participated "9th Social Business Day".

6月28日・29日にバンコクで開催されたソーシャルビジネスに関する世界大会「9th Social Business Day」に参加してきました。

貴重な、ムハマド・ユヌス氏との記念写真

「9th Social Business Day」会場にて

 

 今回の Social Business Day は、タイのバンコクで開催されました。毎年この時期に開催されるソーシャルビジネスに関する世界大会で、去年はインドのバンガロールで開催されました。
去年は一人での参加でしたが、今回は理事の武藤さんや小野さんも参加して頂きました。

 ソーシャルビジネスは、「社会的企業」という言い方もされますが、社会的問題をビジネスの手法を用いて解決しようという取り組みのことです。寄付金などの外部資金に頼らず、自らが事業収益を上げながら継続的に課題解決に取り組むという仕組みが特徴です。

会場の雰囲気はこんな感じで、非常に豪華な会場でした。この世界大会は、ある意味ソーシャルビジネス関係者のお祭り的要素もありそうです。

オープニングには、たくさんの著名な方々がスピーチを行いました。

今回の大会の事務局となったAIT(Asian Institute of Technology)のFaiz Shar 教授

AIT(Asian Institute of Technology)の学長

世界的食品加工会社であるダノンの経営者

国連事務総長

タイの有名な実業家(社会起業家)ミーチャイ氏

マララさん

マット・デイモン

国際オリンピック委員会 (IOC) 会長

そうそうたるゲストスピーカーの最後に、この世界大会の実質的主催者であるムハマド・ユヌス氏が登場しました。

 

その後、各方面からのいろいろな成果報告がありました。

例えば、ユーグレナ社のソーシャルビジネス的活動

 

 環境問題に対する取り組み

また、ディスカッション形式の発表もありました。

合間に、タイの民族舞踊なども披露されました。

2日間に渡るたくさんの報告の後、無事ソーシャルビジネスの世界大会は終了しました。

 

大会期間中に、各地域単位の部会も行われました。地域といっても世界大会なので、「日本部会」となります。

日本部会の会場の様子です。

その中には、吉本興業のソーシャルビジネス事業の紹介もありました。

その中で、我々スプラタルカの活動についても紹介する機会を頂きました。

ビデオや写真、図を用いて資料を準備しました。

ただ、結論としていえば、発表の準備不足で指定時間内に収まり切れず、強制的に終了となってしまいました。
せっかくの機会だったので、伝えるべきはしっかり伝える準備をするべきだったと大いに反省しています。

 

今回のSocial Business Day参加に先立ち、その事務局であり連携先でもあるAIT(Asian Institute of Technology)YCA(Yunus Center AIT)を、挨拶も兼ねて訪問しました。

AIT正門

研究室では、大会の準備作業に大わらわ

研究室責任者のFaiz Shar 教授はおられませんでしたが、忙しい中スタッフのみなさんが親切に対応してくれました。

 

また、大会の直前に北のチェンマイを訪ね、いくつかの学校を訪問してきました。

 

その後、1校具体的に動きそうでしたが、今は中断したままです。継続的なコンタクトが大事だと思っています。

 

日本にもそうですが、世界には同じような考えを持って実際に行動している人々がたくさんいます。そのような人達とのネットワークづくりという意味でも、このような世界大会への参加は意義あることだと思います。

今後も、出来る限りこのような場に参加し、スプラタルカの活動を紹介し、また意見交換をしていきたいと思っています。

 

海外の様子「2019年 高校生国際会議」 Other sides during "International Conference for high school students".

「2019年 高校生国際会議」 の他の国(学校)の様子です。

Views of other sides (countries) of "International Conference for High School Students 2019".

 

【台 湾 Taiwan】

新營高級中學(台南市)
Sinying Senior High School (Tainan)

 

【インドネシア Indonesia】

SMP Negeri 2 Yogyakarta(ジョグジャカルタ)
SMP Negeri 2 Yogyakarta (Yogyakarta)

 

【マレーシア Malaysia】

Batu Kawan Secondary School(ペナン)
Batu Kawan Secondary School (Penang)

 

みなさん、ご協力ありがとうございます。

Thank you very much for your cooperation.

「2019年 高校生国際会議」を無事開催 "International Conference for High School Students 2019" was held.

3月21日(木)に「2019年 高校生国際会議」を無事開催しました。

今回は高校生が対象です。

日本(沖縄県)、台湾(台南市)、インドネシア(ジョグジャカルタ)、マレーシア(ペナン)の4カ国の高校生がスクリーンに一堂に会し、テーマに沿ってお互いの意見を交換しました。

今回のテーマは、「大人って何?」です。

また、それぞれの国における「大人になるための伝統行事や儀式」の紹介も行いました。

【開催期日】
2019年3月21日(木曜日)春分の日
日本時間 14:30 – 16:30
台湾 13:30 – 15:30
インドネシア 12:30 – 14:30
マレーシア 13:30 – 15:30

【会議参加者(4カ国)】
日本:恩納村及び県内在住高校生
台湾:新營高級中學 生徒(台南市)
インドネシア:SMP Negeri 2 Yogyakarta 生徒(ジョグジャカルタ)
マレーシア:Batu Kawan Secondary School 生徒(ペナン)

今回14名の高校生が参加してくれました。

「大人って何?」というテーマについて、3つの質問をもとに議論を進めます。誰にでもあてはまるテーマであり、またその分奥深いテーマなので、議論の展開が楽しみでした。

質問1:そもそも、大人って何?

質問2:理想の大人と、現実の大人について

質問3:どんな大人になりたい?

 

We've held "International Conference for High School Students 2019" on March 21 successfully.

Students from 4 countries (Japan, Taiwan, Indonesia, Malaysia) gathered on a screen and discussed together.

The theme is "What is an adult?".

We also introduced "Traditional events or rituals to become an adult" to each other.

【 Date 】
March 21, 2019
Japan: 14:30 - 16:30
Taiwan: 13:30 - 15:30
Indonesia: 12:30 - 14:30
Malaysia: 13:30 - 15:30

【 Participants 】
Japan: Students from Okinawa (from different schools)
Taiwan: Students of Sinying Senior High School (Tainan)
Indonesia: Students of SMP Negeri 2 Yogyakarta (Yogyakarta)
Malaysia: Students of Batu Kawan Secondary School (Penang)

14 students from different areas joined for the conference.

The main theme is "What is an adult?".

They discussed according to 3 actual questions.

Q1. What do you imagine an adult is?

Q2. What are the differences between real and ideal adult?

Q3. What kind of an adult do you want to become?

 

本番に向けた立ち位置などを確認します。
We are checking the position for presentation.

 

今回は、司会(二人)と通訳を高校生が担当します。
This time, we selected 2 hosts and a translator from the participants (students).

パソコンの操作は中学生が担当します。
Volunteer students (junior high school) are operating the PC.

さあ、本番です! 「みなさん、こんにちは!」
Now the conference has started! Hello everyone!

スクリーンにはこのように映ります。
They are from Japan, Taiwan, Indonesia, Malaysia. We exchanged greetings in local languages.

まずは、お互いの文化紹介という意味で、「大人になるための伝統行事や儀式」の紹介を行います。日本側からは、「成人式」を紹介します。
We started from Cutural Introduction. "Introduction of traditional events or rituals to become an adult." Japan side introduced Seijinshiki (Coming of Age Day ceremony).

英語で表現するのは、なかなか大変そうです。
It seems to be not easy to express in English.

台湾からは、「做十六歲」という行事の紹介がありました。
From Taiwan, Coming of age ceremony (16 years old) was introduced.

インドネシアからは、「Tarapan」という、女性のための儀式が紹介されました。
From Indonesia, "Tarapan" was introduced.

マレーシアからは、インド系の女性のための儀式が紹介されました。
From Malaysia, Coming of age ceremony for Indian women was introduced.

台湾からの説明中・・・
We are listening to the presentation.

紹介の内容を補足しています。
Adding explanation to the presentation.

質問も受け付けます。
We accept questions.

日本側からの質問です。
Questions from Japan side.

質問や意見を、中学生がホワイトボードに記録していきます。
Junior high school students are recording those messages.

 

本題「大人って何?」について、お互いの意見を交わしていきます。
Now, we are going to exchange opinions about "What is an adult?".

意見も質問も、4か国から自由に行います。
Anybody from any side (4 countries) can express one's opinion or ask question.

名残惜しいですが、そろそろ終了の時間です。
It is time to close the conference.

さようなら! また会いましょう!
See you gain! Good-bye!

さようなら!
Good bye!

 

本会議終了後、ワークシートに今日の会議のまとめを書いてもらいました。
After the conference, students are filling the worksheet to express their impressions or ideas of the conference.

みんな、それぞれ長い感想を書いていたので、いろいろと感じた所があるのでしょう。
Everyone was spending much time to write down their impressions. They must have a lot of things to say.

参加者全員に感想を述べてもらいました。
All participants expressed their impressions.

ボランティアスタッフの中学生にも感想を述べてもらいました。
Also the volunteer staff (junior high school students) expressed their impressions.

今回の会議参加者です。
Participants of the conference.

ボランティアスタッフも一緒に。
With volunteer staff.

 

今回初めて高校生を対象とした国際会議を開催しました。
やはり高校生にとっても価値あるものであることを納得したところです。

今回は、特に運営にも高校生に参加してもらいました。いろいろ大変でしたが、運営スタッフとして参加した高校生にとっても、よい経験となったこととも思います。

新聞社やテレビ局の取材がなかったのは残念ですが、このような同世代の子供たちが一堂に会してお互いの意見を直接交換する機会を提供する価値やその役割を、改めて確信することろです。

今後も、小学生・中学生・高校生対象の国際会議を定期的に開催していきます。

This is the first time to organize a conference for high school students.
Then we realized that it is also valuable for them to hold this kind of conferences.

This time, we invited high school students as main staff. It was not easy to organize it, but we are sure that they had important experiences as main staff.

Unfortunately, no reporters of newspapers or TV stations came to report the conference this time. But we are sure that it is quite imortant for children to meet each other and exchange ideas together globally, and it is our responsibility to offer that opportunity for children over the world.

We are going to organize this kind of video conferences or communication activities regularly.

 

会議の議事録を掲載します。

質問1:そもそも、大人って何?
Q1. What do you imagine an adult is?

質問2:理想の大人と、現実の大人について
Q2. What are the differences between real and ideal adult?

質問3:どんな大人になりたい?
Q3. What kind of an adult do you want to become?

その他
Other questions

 

会議参加者の感想をまとめました。

マレーシア、インドネシアはとても似ていて驚いた。
定期試験の時間を削ってまで会議に出てくれて、とてもうれしかった。
責任感を持ったり、他人に頼られたり、自信を持っているなど、どの国も考えは同じだということが分かった。
大人になっていく過程で、成熟した大人になれるように、いろんなことにチャレンジして学んでいきたい。
この日を迎えるまでいろいろあったけど、無事終えられてよかったです。
大人は責任感があるという意見が多かったので、そのような大人になりたいと思いました。
こんな会議はあまりないので、参加して楽しかったです。
どの国でも、考えていることは人間として同じなんだということが分かりました。
どの国も、責任感のある大人を理想としている。自分もそう思う。
このような場があることは、私にとってとてもうれしいです。
マレーシアも台湾もインドネシアも、みんなスムーズに英語を話していたし、自主的にたくさんの質問もしていたので、すごいなと思った。
やっぱり国によって儀式は違うけど、どのような大人になりたいかは似ていて、すごいなーって思いました。
たくさんの刺激を受けることができたけど、自分が思う大人についての考えは変わらなかった。
でも、「どんな大人になりたい?」のところでは、自分が考えている意見と同じだったので、国が違っても同じ考えがあった。
大人になったら、私も「バラの風呂」に入りたい。


Summary and Impressions of the conference of Students. (Japan side)

Most students thought that ideas of "an adult" are not very different each other even countries are different. On the other hand, traditions or rituals to become an adult are different to each other.

# I think Responsibility, Reliability by others, Self-confidence are the key words of "an adult" which seems to be almost the same to all sides.
# I realized that everybody in the world has almost the same idea as a human.
# On the way to become an adult, I want to try many things and learn, to become an matured person.
# I want to become an adult who has responsible to others. Because that was the opinion of many students.
# I couldn't express my opinion even I have prepared it in advance.
# There is not much chance to take an opportunity like this. Then I am very happy to join today.
# I was surprised that students of Malaysia and Indonesia are similar to each other.
# I am very happy to hear that some schools even changed their school schedules to join this conference.
# I am very surprised that students of Malaysia, Taiwan and Indonesia were all speaking in English and asking questions actively during the conference.
# I am happy to see different cultures and traditions from different countries.
# I want to take a Rose bath when I become an adult.
# I expect to continue this kind of conference in future.
# I am very happy to join this conference today.

「2019年 高校生国際会議」事前研修(2回目)を開催 2nd Preparation meeting of "International Conference for High School Students 2019" was held.

3月21日(木)に「2019年 高校生国際会議」第2回事前研修を開催しました。

このあと(午後)の本会議に向けた最後の事前研修です。

この事前研修で、発表内容に仕上げと、会議の簡単なリハーサルを行いました。

相手校3校が全て授業としての参加なので、こちらも相手に合わせて制服としました。

 

会場づくりや受付の準備から始めました。

各校の学校紹介を張り出しました。 台湾:新營高級中學

インドネシア:SMP Negeri 2 Yogyakarta

マレーシア:Batu Kawan Secondary School

やはり、最初は楽しくゲームから。(絵の伝言ゲーム)

今回は中学生がボランティアスタッフとして手伝ってくれます。

本会議の内容と今日の作業を確認します。

さっそくグループに分かれての作業です。これは、「大人になるための伝統行事や儀式」の紹介として「成人式」の資料を仕上げているところです。A3のパネルに写真を張って仕上げます。

こちらは、「大人について」の意見を、英語で発表できるように英文に仕上げています。短く分かりやすい表現にしなくてはなりません。

こちらは、前回の事前研修に参加してないメンバーを中心に、「大人について」の意見を交換し合って整理しているところです。まずは日本語での議論で各自の意見をまとめてもらいます。

このような形で、午後の本会議に向けた準備を進めました。